iDRAC9以降はGUIをサポートしていますが、iDRAC7/8ではCLIしかサポートしていないことに注意してください。
事前準備:
racadm -r "iDRAC IP address" -u "iDRAC user ID" -p "iDRAC password" getversion
」コマンドを実行して、iDRACのバージョンを確認します。
エクスポート手順
次のコマンドを実行して、XMLファイルをエクスポートします。「racadm -r "iDRAC IP address" -u "iDRAC user ID" -p "iDRAC password" get -t xml -f "File path/filename of export destination"
」
コマンド例:racadm -r 192.168.0.120 -u root -p calvin get -t xml -f C:\iDRAC_config.xml
メモ: ファイル名/ファイル パスは一例です。任意のエクスポート先/ファイル名を指定してください。
事前準備の手順で確認したiDRACバージョンが1.xの場合のみ、XMLファイルにアラート情報が含まれていません。
そのため、「racadm -r "iDRAC IP address" -u "iDRAC user ID" -p "iDRAC password" get -t ini -f "file path/file name"
」コマンドを実行して、アラート情報(iniファイル)をエクスポートします。
コマンド例:racadm -r 192.168.0.120 -u root -p calvin get -t ini -f C:\iDRAC_config.ini
インポート手順
次の手順に従って、エクスポートした情報をインポートします。
iDRACバージョン1.xの場合のみ、次のコマンドを実行して、アラート情報(iniファイル)をインポートします。「racadm -r "iDRAC IP address" -u "iDRAC user ID" -p "iDRAC password" set -t ini -f "file path/filename of file to be imported"
」
コマンド例:racadm -r 192.168.0.120 -u root -p calvin set -t ini -f C:\iDRAC_config.ini
「racadm -r "iDRAC IP address" -u "iDRAC user ID" -p "iDRAC password" set -t xml -f "file path/filaname of the file to be imported"
」コマンドを実行して、XMLファイル(system config)をインポートします。
コマンド例:racadm -r 192.168.0.120 -u root -p calvin set -t xml -f C:\iDRAC_config.xml
メモ: iDRACの交換後にインポートする場合は、iDRACのパスワードはデフォルトのパスワードを入力してください。
システムが再起動するまで待ちます。
システムが自動的に再起動しない場合は、手動で再起動します。
iDRACの各ユーザーのパスワードはリストアされないため、各ユーザーのパスワードを変更してください。
また、すべてのパスワードがリストアされるわけではないため、必要に応じてプロキシやVNCサーバーなどのリストアを行ってください。
メモ: GUIでの操作をサポートするのはiDRAC9だけです。
エクスポート手順
iDRAC Webコンソールにログインします。
メニューバーから、[Configuration]>[Server Setting Profile]を選択します。
[Export]を展開し、各設定をデフォルトのままにして[Export]をクリックします。
ポップアップ メッセージで[Save as Local]をクリックして、任意の場所に保存します。
インポート手順
次の手順に従って、エクスポートした情報をインポートします。
手順2まで、上記のエクスポート手順に従います。
[Import]を展開し、各設定をデフォルトのままにして[Import]をクリックします。